気象衛星ひまわりが観測した
オーストラリアの画像

- 2011年東海大学ソーラー・カー・チーム支援 -

東海大学情報技術センター/宇宙情報センター

 
Tokai Challenger

概要

 東海大学ソーラー・カー・チームは、2011年10月にソーラーカーTokai Challengerでオーストラリアのソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)」(10月16日~23日)に挑み、みごと大会2連覇を飾りました。ソーラーカーレースでは、天候、日射状況の把握が重要です。東海大学情報技術センター宇宙情報センターでは、同チームを支援するため、大会期間中、気象衛星ひまわり(MTSAT-2)が観測したオーストラリアの最新画像の上に、同チームのGPS端末から10分置きに自動送信されてくるTokai Challengerの位置情報をプロットした画像を同チームに提供しました。下の画像は、Tokai Challengerがアデレードにゴールインした10月20日の可視画像です。

画像の説明:

  • 上記の画像は、気象衛星ひまわりに搭載された光学センサが観測したオーストラリア周辺の赤外画像です。本プロジェクトでは、可視画像と赤外画像の2つの画像を提供しました。可視画像は、昼間しか取得できませんが、赤外画像は、地表の温度の違いを画像化するため、昼も夜も雲の分布等を捉える事ができます。

  • 画像の下に黄色字で書かれている日時はひまわりの観測開始時間を世界標準時UTで示したものです。例えば、02:32UTは+9時間すると日本標準時11:32JSTとなります。ひまわりは赤道上空からセンサのミラーの角度を少しずく変えて、地球を北から南(つまり画像の上から下)まで約25分かけて観測していきます。

 


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協力:長研究室


Updated 2012/2/3